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IEDIT的どちらも大切が美しい女(ヒト)モデル・ビューティージャーナリストSAKURAさん スペシャルインタビュー

新しいものを何かひとつ、それだけでいいんです。

モデルとして活躍後、さらなる活躍の場を求め、パリ・ミラノへ。
ビューティージャーナリストとして、教育者として......と、まさにしなやかに進化を重ねているSAKURAさん。「進化する術って?」 それを彼女の姿から見つけたいと、実現したインタビューです。

国内、海外でモデルとして活躍するSAKURAさん

「あの頃だからできたこと。今だから考えられること。」

日本のモデル事務所を辞め、スーツケース一個だけ持って一人でパリに渡ったのは二十代前半。今の私にはできないかも(笑)。あの若さ、バブル直前のあの華やかな頃だったからできたことだよね、って。スーパーモデルやトップブランドのデザイナーと一緒に仕事をするなかで、彼らのビジョンや生き方、プロとしての志を肌で感じることで「5年後、10年後の自分をイメージするのは大事」だと。そう学べたことが、現在のキャリアにつながっています。
そしてその一方で、年々「"今この時"が大事だ」とも。おそらくみんなもそう感じているのではないかな。
ビューティーの世界でも「生き方すべてを美しく」という提案が浸透してきています。それって自分の生活の"一瞬、一瞬を美しく"ってことだよね。たとえば、みんなが発信しているインスタグラムなどのSNS。一人ひとりがそれぞれの"自分の今"という"人生の美しさ"を切り取って、瞬時にアップする。それに「いいね」と、すぐさま反応する人がいて、情報を共有し合える時代。良くも悪くもすごいスピード感。モノ、情報に限らず、さまざまな価値観がどんどん揺らいで、すぐ飽きられていく時代。そこに危うさもまた感じていて。
ますます自分の土台が重要だなと。誰かが「いい」って言っているモノやコトも、「何でいいんだろう?」「いいと私が感じるのはなぜ?」って、考えることで客観的になれ、時代に躍らされない自分自身をつくるんだと思います。

「きちんと今に向き合うという生き方。」

こんな時代にキャリアを継続していくには、人も何かしら進化・グレードアップしないと飽きられるし、消えていっちゃう。
だから常に"今が勝負"。どんなにすばらしい経歴があっても、それだけじゃだめだって大学で教鞭を執って分かったの(笑)。今の学生さんは、私のパリ・ミラノでのモデル時代のこととか、知らないわけだから。ビューティージャーナリストとしてもそう。過去の経歴ではなく、その時その時の仕事内容・実績が評価される。ひとつひとつ真面目に取り組んで、新たな課題をクリアしていかないと―――そしてエネルギーをきちんと注ぎ込んだものは、やはりいい結果を生むものです。

「新しいトライが、人を進化させる。」

気に入っているから、落ち着くからと、同じような色ばかり着たり、メイクを変えないのではなく、「保守的なことにとらわれず、新しいものを取り入れて」と、大学の講義でもメディアでもよく話してきたのね。たとえば新製品の口紅など、負担を感じない範囲のもの、ひとつだけでもいいんです。そうすると「今日は唇が、肌が、きれいだな」って、必ず周囲は気づきます。たったひとつ、何かを足すだけで、時に人は自分に自信が持てるもの。実際に華やかな色を身につけるようになってからの"自分の人間力の成長"をレポートにしてくれた学生もいました。新しいことを加えることで起きる進進化―――それは単にビューティーのことだけではなく、生き方にも通じるのかな、と思います。

SAKURAさんが、今、大切にしていること

1.10年間非常勤講師を努め、学生に夢や新しい価値をインプットできるのは教育の醍醐味と実感。

甲南女子大学での講義の様子

2.ベネトンキャンペーンに2年間出演。今の私があるのは、このパリ・ミラノでの経験があったから。

ベネトンキャンペーンの時のSAKURAさん

3.定期的に近場の海や温泉に行き、リフレッシュ! 朝日のパワーはデトックスになります。

SAKURAさん自身が大事にしているリフレッシュタイムの様子

4.愛犬のキンちゃん(♀)とパウダー君(♂)。彼・彼女は自分の今の状況を映す、 鏡のような存在。

SAKURAさんの愛犬

PROFILE

SAKURA プロフィール

SAKURAオフィシャルサイトはこちらをクリック

国内海外でファッションモデルとして活躍。(ベネトンワールドワイド他多数)その後、ビューティジャーナリストへと活動の場を広げ、優れたバランス感覚と感性で、ビューティ・ファッションからライフスタイル・ラグジュアリーと、幅広い視点でSAKURA流の美を発信し続けている。ウェブ・誌面の連載/インタビューやTVなど、メディア出演多数。また、教育者という側面を持ち、甲南女子大学にて「モード論」講義を10年間担当(2007~2016)。

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